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オール電化住宅と言えば、電磁波が強いのではないか?と考えられがちですが、実は、オール電化だから、そうでないからといった区別で、住まいの電磁波の強さはさほど変わりません。
しかし、IH調理器や床暖房の導入については電磁波についての正しい知識が必要ですし、太陽光発電なども含め、これからますます電気の要素が住宅に増えていくことは確かですから、電気の逃げ道を作る、電気の負荷を抑制する「オールアース」という考え方は必要になってきます。
住まいの電磁波を測定していくと、住まいの中では電気を使用する家電製品だけでなく、屋内の配線から発生する電磁波(電場)が、床、壁に帯電し、住まい環境に影響を及ぼしていることが分かります。屋内配線から発生する電磁波(電場)は、直接触れ続ける床面や、デスク・ベッドなどを配置する壁面を通じて、常に住まう人の身体(皮膚表面)を覆っているのです。
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| 一般住宅の床面の電磁波 240V/m |
一般住宅の壁面の電磁波 280V/m |
パソコンの電磁波 320V/m |
一般家庭の壁面の電磁波(屋内配線から発生する電磁波
アースシート(オールアース仕様)を施工した住宅
アースシートを施工した場所としていない場所の比較
この、住まいで最も身近な屋内配線からの電磁波(電場)は、オール電化住宅とそうでない住宅とで、その数値はさほど変わりません。オール電化住宅でなくとも現代の住まいは、たくさんの照明が配置され、またいくつもの家電製品を動かすために、たくさんのコンセントが配置されています。その数は一般的な建坪40坪クラスの住宅で、それぞれ約40箇所。これだけの照明やコンセントに電気を運ぶ屋内配線が必要になり、1棟の建物で800mもの配線が張り巡らされているのです。
これは25年前の住宅と比べると5〜6倍の量です。そのすべての配線から電磁波(電場)が発生していますので、ここに数十メートル配線が増えたところでその強さはさほど変わりません。言い換えれば、オール電化住宅でもそうでなくても、屋内配線からの電磁波(電場)の影響を同じように受けているのです。
この屋内配線からの電磁波(電場)の対策を目的としたものが、「オールアース住宅」です。オール電化の方もそうでない方も、身近な電磁波対策として「オールアース住宅」をご提案します。
そして、三種の神器と呼ばれるIHクッキングヒーターや、エコキュート、床暖房などの各機器も、その特徴を掴み、少し意識をすれば十分な電磁波対策が行えます。
エコキュートは、屋外に設置することにより、居室とは距離が確実にとれるので特に電磁波対策の必要はありません。
IHクッキングヒーターからは強い電磁波が出ていると思っていませんか?IHクッキングヒーターの電磁波対策の考え方としては、
がポイントです。
IHクッキングヒーターは、その特徴から電磁波(磁場)の発生が懸念されていますが、レジナの調べでは、ある時期を境にして、磁場がほとんど発生しなくなっていることが分かりました。
IH調理器からは、電気を使用することに発生する商用電源周波数(50/60Hz)の電磁波と、加熱周波数帯(20k〜90kHz)の電磁波が発生しています。下記は商用周波数帯の電磁波(磁場)の測定です。最新の機種を選択すれば電磁波の発生量は抑えられています。
IHクッキングヒーター商用周波数帯(50/60Hz)の磁場測定
(2007年11月(株)レジナ測定)
IHクッキングヒーターの電場・磁場測定
(2008年7月(株)レジナ測定)
測定方法
床暖房は家電で言えばホットカーペットと同様に、電磁波の発生量が強く、また身体に密着する製品ですから使用方法、機種の選択には注意が必要です。
床暖房の電磁波対策の考え方としては、
がポイントです。
蓄熱式床暖房FAQ
Q.土壌蓄熱式輻射暖房システムは深夜電気を使いますが、熱源から50cmは離れます。この場合、電磁波をあびますか?
A.メーカーに電磁波がどのくらいの範囲まで発生しているか、データがあるはずですので、それを取り寄せてください。基本的には問題ない数値のはずです。以前、オールアースを導入した住まいですが、蓄熱層が約20センチあってその内部にスラブヒーター7.5ミリが入っているタイプを測定したことがありますが、そのヒーター線から床までの距離が約62センチあり、数値は問題ないレベルでした。そのメーカーも電磁波(電場と磁場の両方)測定データを所有しており、平均値で電場は1V/m、磁場は0.8mGという数値でした。
ヒーター式、電気式床暖房と温水式床暖房の電場・磁場測定
(2008年7月(株)レジナ測定)