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「快適な住まい環境を目指して」
〜永代ハウス・オールアース住宅への取り組み〜
2008年12月23日 午前10時〜30分番組で放送
放送局:NCC長崎文化放送
制作:長崎映像社
電磁波対策事業に取り組もうと思ったきっかけとはなんでしょうか?
商社時代に家庭機器の全般を扱う部署でホットカーペットや電気毛布などを量販店へ販売を行っていたときに、機器が誤作動を起すということがおこり、身体への影響はどうなのだろうかという疑問を持ったことが始まりでした。調べていくうちに、機器への電磁的な干渉については電磁環境適合性を持たせることで解決しましたが、人が近くにいる場合の身体への影響については懸念されるというだけで大きな疑問が残りました。
このときに、運命的なひらめきを感じて、この電磁波というものをとことん調べ上げて、身体への影響の可能性について追求していこうと決意しました。部屋の広さの割には設備が多く、密着度の高い機器が多いという日本独自の生活スタイルは、こうした電磁環境にとても無防備であるということに気がつきました。自分自身がパソコンを使っていて肩こりや目の疲れがひどく、ホットカーペットを使うと頭痛が起こり、知人はコタツに入ってスイッチを入れると頭の後ろ部分が痛くなるという症状からも、原因が家庭機器から発生している電磁波であることは明白でした。
そこから、そうした症状を抑えるためにそして、そのような症状を引き起こさないために、事前に対策を提案する企業が絶対に必要になると確信して起業しました。
日本は電磁波が最も強い国であることと、日本でしか起きない電磁波の問題に気がついたのは起業してからでした。
電磁波のしくみについて簡単に説明をお願いします。
電磁波とは広義の意味で「電場と磁場が交互に空気中を伝播していく周波数を持った波」と定義されています。発生源からある程度離れた場所を遠方界(電場と磁場が互いに生成しあって進む)といい、発生源のすぐ近くを近傍界(電場と磁場がそれぞれ別々に存在する。)といいます。この近傍界の電磁波は磁場と電場がまったく個別に振舞うことで、それぞれの特徴を把握することが重要であると考えています。そして、私達が日常的に使っている電気の周波数は60Hzですから、近傍界への対策が重要であるということになります。この近傍界の電場は電圧がかかっている場所に存在する電荷という電気の負荷の事を指し、この電場は空気中を伝播する力は弱い代わりに、物質を伝わっていく力は強いため、気温と湿度との関連性も高く、ありとあらゆる物質に伝播して、もっとも抵抗が低い人の身体へと伝播して、表面に誘導電流を起します。単位はV/mです。
一方の磁場については、発生源からの電流の大きさに比例して、電磁誘導が誘起されますが、この磁場の場合は距離ある程度の距離が取れれば、急激に低減していくという特徴を持っています。単位はmGまたはnT(換算が必要)です。
現在の住宅環境の問題点、また電磁波による人体への影響を軽減する方法とは?
この40年間で電気の使用量は6倍に増えており、住宅もその需要に合わせて「電気をたくさん使える設備」を備えるようになりました。そのため、コンセントや照明機器そして分電盤の回路数が増加しています。
そして、その設備に電気を供給するための屋内配線も同時に増えて、平均的な戸建(延床面積40坪)で約1000mものこのような配線(実物)が建物の内部に入っています。
この配線からの電磁波は、パソコンやその他の機器を置いていないお部屋で、パソコンと同じくらいの電場が発生しているということなのです。
それともうひとつの問題点として、一般家庭で使用している電気が100Vという電圧であることからアースの認識が低いということが上げられます。つまり、日本が最も電磁波が強い国であるという由来はこれらの2つの要因からきているものです。
3年前に改定された内線規定では、200Vを使用する場合はアースは義務付けられており、トイレなどの水周りについてはアースは勧告されて、それ以外の居室であるリビングや子供部屋にもアース付のコンセントを設置することが推奨されています。
これらの改定は健康について考えられたからではなく、日常生活にますます多くの電子機器が入り込み、半導体チップは小型化、微細化、小電力化が進み、部品そのものの電磁耐性は低下しているというような背景から、冒頭にお話した電磁環境適正化をできるだけ有意にするためにアースという手法をとって干渉を防ぐということが大きな目的となっています。
機器によってまた、配線への具体的な対策方法は異なりますが、最終的に人体への影響を軽減する方法においても最も有効な手段はアースなのです。
考え出したオールアースの技術はどういったものでしょうか?
このオールアースと言う技術は「建物内部の配線からの電場を大地の回路であるアースを利用して地中へ逃がす」というものです。
部材は、弊社が開発した導電性スパンボンドと言う繊維を壁内部と床内部へ施工していくのですが、全ての床や壁と言うわけではなく「長くいる場所」という基本原則に準じた方法で貼っていきます。そして、地中から直接取ったアースと接続させて完了となります。
このオールアース住宅に取り組んでいるハウスメーカーは全国でどのくらいでしょうか?
現在、全社でオールアース住宅に積極的に取り組んでいる企業は全国で10社です。その中でもひとつの会社で13人もの電磁波測定士が在籍しているのは永代ハウスさんだけです。
健康住宅を提唱する住宅会社はたくさんあっても、電磁波対策に真剣に取り組んでいる住宅会社はほとんどありません。これが現状です。
現在、急激に増えているシックハウス症候群や化学物質過敏症などアレルギー疾患のことを考え、自然素材の家を建てたにもかかわらず依然として症状が改善されなければ電磁波の影響を疑うべきだと思います。
こうした症状の方には、このような傾向があります。
化学物質過敏症の症状は気温が上がり湿度が上がる4月〜9月がとても悪化する季節となり、一方の電磁波過敏の症状はそれとは反対に、気温が下がり、湿度も下がると言う10月〜3月が大変な時期となっていますから、このことを理解されていれば、原因が見えてくると思います。