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電磁波には電場と磁場の二つの要素があり、住まいの中においては家電製品と同様、屋内の配線からも発生しています。電場は電圧がかかることで発生するため、ブレーカースイッチを切らない限り、家中の全ての屋内配線から常に発生しています。
一方の磁場は電流が流れて初めて発生するため、コンセントに家電製品の電源プラグを差し、電源スイッチを入れることで発生します。しかし、屋内配線の磁場についてはその1本1本の配線に流れる電流は限られていますので、電流の大きさによって強さが比例する磁場はほとんど発生しません(※引き込み点から分電盤までの幹線は例外)。磁場については、その配線から3〜4cm程度距離がとれれば減少しますので対策は必要ありません。
電場は、常に電圧がかかっている屋内配線(VVR VVF動力ケーブル)から、半径70cm 360度方向に発生しており、室内へ影響を及ぼします。この電場を抑制する技術とその電場を正確に測定できる技術の両方がオールアース住宅の技術なのです。
◆施工に必要な道具と部材
・タッカー(シート貼付用)
・アース棒(50Ω以下に設定)
・アース線(単芯1.6 ミリ)
・丸型端子(シートとアース線の接続用)
◆シートの施工方法
| 床:タッカーで下地材に | 壁:タッカーで柱や間柱に | |
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◆アースの接続
分電盤のアースとは別に、シート専用の独立したアースを打ち50Ω以下に設定します。シートとアース線の接続はメンテナンスを可能にするためコンセントボックス内で行います。接続箇所は間取りやプランによって異なりますが、数ヶ所接続が必要になります。アース棒を起点として、順番に各接続箇所に接続していき、最終的にアース棒に戻る、言わばループするように接続していき、電位を均等化します。
| コンセントボックス内でのシートとアースの接続 | シートが重ねられない部屋同士は、アース線で渡りをとり導通をとります。ループするように接続することで電位を均等化します。 | |
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オールアース住宅の施工方法をアニメーションで公開しています。
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オールアース施工の工程で、電磁波が確実に抑制されているかどうか必ず2回の検査測定を行います。この測定の技術は電磁波測定士(サイトリンクへ)の資格所有者でなければ検査が許可されていません。理由は、正しい測定ができなければ、正しい施工ができないからです。
【中間検査】1度目の測定
シートを貼りアースを接続したら、床や壁を埋めてしまう前に、仮設電源から屋内配線すべてに電圧をかけて、電場が抑制されているかどうかの検査測定を行います(測定は電磁波測定士が行います)。
【竣工検査】2度目の測定
竣工、お引き渡し前に、もう一度検査測定を行い、測定結果報告書(検査済証)を作成します(測定、報告書作成は電磁波測定士が行います)。
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| 【中間検査】1度目の測定 | 【竣工検査】2度目の測定 |
オールアース住宅で使用している「導電性スパンボンド」というシートは、なぜこのシートでなければならないのでしょうか?
それには理由があります。
国内外には、こうした導電性の繊維を販売している企業はたくさんあり、コスト的にも魅力がある商品もあります。しかしながら、この「導電性スパンボンド」の機能を備えているシートは他に類がありません。それは、国際ライセンスとして特許を取得しているために、あらゆる分野で活躍をしていることで、とても高い評価を受けているからなのです。
導電性スパンボンドはナイロン繊維の表面にダイジェナイト(Cu9S5)を分子結合させたスパンボンド(長繊維交絡不織布)です。
株式会社レジナでは70年の歴史を持つ日本蚕毛染色株式会社との共同技術開発により、経年変化が極めて低いダイジェナイトを結合させた導電性スパンボンドを「建築」に取り入れました。戸建てを中心とする現場で幾度となく実験を繰り返した結果、施工に必要とされる作業性への大幅なコストダウンが可能となり、スピーディに簡単に装着できる機能シートとして、有効性が確認されました。
1. 3つの電磁波に対する効果
2. 耐久性
耐久性は、湿気や温度変化による影響が極めて少なく、繊維がある限り半永久に機能を保持します。
3. 安全性
厚生労働省及び国土交通省が規制している揮発性有機化合物(VOC)は一切使用していません。(ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン・パラジクロロベンゼン・ノナナール・TVOC)また、環境負荷物質含有調査においても、一切使用添加はありません。(カドミウム・鉛・水銀・6価クロム)
4. 抗菌・防臭効果
ダイジェナイトは黄色ブドウ球菌・肺炎桿菌・大腸菌・緑膿菌などにも抗菌作用があります。また、アルカリ臭(アンモニア・トリメチルアミン)と酸性臭(硫化水素・メチルメルカプタン)の四大悪臭を中和する機能があります。
5. 作業性向上
建築現場での施工は、あらゆる場所に装着が可能となるため、急な変更にも柔軟に対応できる部材です。そのために、コストが大幅に削減することが出来ました。
導電性スパンボンドに使用されているダイジェナイトを結合させた繊維は、電子産業から日常生活までの分野で使用されています。
6. ハイクオリティー
1981年静電気学会より「進歩賞」を、1985年に繊維学会より「技術賞」を受賞。国内のみならず、韓国・アメリカ・ヨーロッパにおいて特許を取得した繊維材料です。
| Q. | 1度の現場指導だけで施工について理解できるものでしたか。 |
| A. | 大工はシートとシートを重ねて貼っていくだけだから簡単だよ。 |
| Q. | 施工中どんな点に苦労、注意しましたか。 |
| A. | 木造はタッカーで留めていけるからなんてことないけど、一部軽量鉄骨の部分にテープで留めるのが面倒だったかな。あとはシートが1 メートル幅だから、壁面に留めるときに横に留めていけば楽だし綺麗に貼れるけど、縦に留めていくとなると何度もシートを切ったりするのが面倒かな。 →お声をいただき横に貼る施工方法へと仕組みを変えました。 |
| Q. | このシート(約150m2)の施工にどのくらいの時間がかかりましたか? |
| A. | 一人でやって1 日(8 時間)かかったね。 |
| Q. | このような電磁波対策をどう思いますか? |
| A. | 体に良ければ良いのではないか。最近は健康志向だし。ここは病院だから特に良いだろうよ。最先端だろうから最初は大変だろうけど、後では当たり前になるんじゃないか。 |
【施工を行った大工さんの感想】
タッカーで留めるだけだからなんてことなかったよ。ただ、シートが薄くてぺラペラだから一人だと壁が貼りにくいかな。連続して作業ができるわけでもないから正確にはわからないけど、一人で半日くらいで貼れたかな(約80m2)。
50代・大工
シートを貼るのはいいんだけど、シートを切ったカッターの刃がダメになるね。
40代・大工
シートを貼るのは簡単だけど、フローリングを貼る時にシートが少したわむのが気になった。
30代・大工
墨出ししたものが見えなくなるのが困った。
50代・大工
【施工を行った電気屋さんの感想】
地質が砂礫質で接地抵抗がなかなか出なくて苦労した。
30代・電気工事
シートとアースの接続は簡単だが、検査時に仮設から屋内配線に電圧を掛ける作業が、各回路の結線をしないとならないし、端末処理もしないとならないので少し面倒だった。
40代・電気工事
初めてやる作業でしたが、アースをとるだけなので簡単でした。
20代・電気工事
既に配線、断熱材施工後に導入が決まったので、アース線を各所に回して行くのが大変だった。
40代・電気工事
【施工を行った現場監督さんの感想】
初めて施工するので心配はあったが、シートも薄いし軽いし、床、壁の仕上げにも特に問題はなかった。シートの施工もシンプルで簡単だった。
30代・現場監督
1回目の検査のタイミングと工程を合わせるのが難しい。今回は床だけ先に埋めさせていただくことで日程を合わせた。
20代・現場監督