オールアース住宅とは

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オールアースというのは、住まいの電磁波について対策を講じる特許を持った技術の総称を指しています。 その技術を導入している住まいをオールアース住宅といいます。このオールアース住宅には、3種類の部材があり、電磁波測定士により、これらをうまく組み合わせて、電磁波測定士がプランを作成していきます。


導電性スパンボンド(オールアースシート)

この部材は、主に新築の場合に導入いただくことが多いです。厚さ0.3oの通気するシートで、床にはフローリングを貼る前に施工します。壁は1mもしく は1.9mの高さまで、石膏ボードを貼る前に施工します。

導電性珪藻土(オールアースパウダー)

この部材は、新築もリフォームも導入いただいておりますが、新築であれば石膏ボードの後に、表面をフラットに加工してから、そのままダイレクトに塗ることが できる珪藻土です。リフォームでも、既にクロスを貼っておられても、裏面のへこみや剥がれなどを確認してから、接着力を高めることと汚れを引き出さないためにVOCが出ないシーラーを塗ってから施工します。わざわざ、壁を取り壊さなくても表面の仕上げ材で対応できる日本初の導電性を持った珪藻土です。

導電性タオル&シーツ(アースコットン)

床の施工ができない場合に、長くいる場所に簡易的な方法としてご利用いただいています。例えば、リフォームでも床の改装はしない場合などは、電磁波の影 響を受けたままになってしまいますので、そんな場合は、導電性のシーツでアースを取り、そのうえであれば安心な空間になりますからね。また、賃貸などで、大掛かりな工事を禁止されている場合などは、本当に便利です。

オールアースの施工はシンプルです

オールアース住宅では、電磁波の影響を受ける可能性がある状況を想定して、「長時間かつ直接触れ続ける可能性がある場所」についてのみ、対策を行っていくというルールになっています。

建物の構造や仕様により施工内容は異なってきますので、お客様から建築予定の平面詳細図と矩計図そしてプロット図が必要となりますが、このことは、「お問い合わ せから導入まで」のところでご確認いただくとして、まずなぜ施工する範囲を限定しているのかをご説明したいと思います。

私たちが対象としている電磁波は、壁や天井内部そして床下に入っている屋内配線から発生しているもので、その電磁波はそういった物質に帯電を起こして、最終 的に最も電位が低い「身体」に伝搬をしていくという特徴を持っています。

ですので、アースを利用して大地に逃がすことで、床や壁そして身体への伝搬を防ぐというのがオールアース住宅の目的なので、すべての壁や床に施工するのではな く、影響が想定される箇所だけでいいのです。ここから、建物の構造別にみていきましょう。

「木造二階建ての場合」   

オールアース住宅の導入件数が最も多いのが、この場合になります。影響が想定されるのは、2階の床下には屋内配線がたくさん入っていますので、そこか ら床や壁に帯電を起こして、伝搬していきますので、それを抑制するために、2階にあるお部屋として寝室と子供部屋が施工対象になります。もちろん、2階リビングで あればリビングが対象にもなりますね。1階においては、床下に配線が入ることは少ないので、配線が入らないということであれば、施工の必要はありません。

「木造平屋建て」     

最近、とても多くなってきたのが平屋建てです。敷地が多くとれる地方であれば、今後は平屋が増えてくると思います。この場合は、床下への配線の状況を把 握したうえで、壁面だけの施工になることもあります。

「鉄骨ラーメン構造」   

ハウスメーカーでご契約されたお客様より導入されているケースですが、鉄骨がアースの役割を果たしているので、床からの影響はほとんどありませんから、壁面だけの施工になることが多いです。

「鉄骨鉄筋コンクリート造」   

マンションなどの集合住宅は、同様に床からの影響は少なく、壁面への対策を講じることで影響を抑制することができます。

「その他特殊な建築」   

プレハブやユニット住宅といった場合は、配線の敷設の仕方によっては影響を受ける場合はあります。

ご留意いただきたいのは、リフォームの場合は、事前に測定をご依頼いただき、調査を行った上でご提案させていただくことが、最も効率的で安心できる方法になりま すので、是非、ご活用いただければと思います。

オールアース住宅は責任施工ですので安心です。

責任施工というのは、EMFAセーフティーガイドラインに定められている電場基準・磁場基準そしてコンセント基準という3つの基準値をクリアしなければ、 施工について承認が下りない仕組みになっています。つまり、施工現場では電磁波測定士による現場指導並びに測定検査を受けて、基準値を確保できるようにしなければなりません。そして、最終的に全国の電磁波測定士に義務付けられている電磁波測定結果報告書(Gシステム)の作成を確認することでメーカー保証を受けられるという流れになっています。ですから、「責任施工」ということになるのです。

これからは、住宅の瑕疵担保責任の重要性が高まり、着工件数が激減する見込みから施工業者(工務店)が少なくなっていくことからも、住宅の部材や設備機器などは、すべてそうした流れになっていくと思います。

すでに累計ではこれまでに2800棟のオールアース住宅が導入されていますが、全国で展開しているからこそ、大切な技術の担保がなされていなければならないという責任から、徹底して検査内容に不備がないか測定技術スキルの品質の向上に取り組んでいます。

オールアース施工の工程で、電磁波が確実に抑制されているかどうか必ず2回の検査測定を行います。この測定の技術は電磁波測定士(サイトリンクへ)の資格所有者でなければ検査が許可されていません。理由は、正しい測定ができなければ、正しい施工ができないからです。

【中間検査】1度目の測定
シートを貼りアースを接続したら、床や壁を埋めてしまう前に、仮設電源から屋内配線すべてに電圧をかけて、電場が抑制されているかどうかの検査測定を行います(測定は電磁波測定士が行います)。

【竣工検査】2度目の測定
竣工、お引き渡し前に、もう一度検査測定を行い、測定結果報告書(検査済証)を作成します(測定、報告書作成は電磁波測定士が行います)。

【中間検査】1度目の測定
【竣工検査】2度目の測定
【中間検査】1度目の測定
【竣工検査】2度目の測定

「入居後検査」
お引渡しして入居されてから1カ月〜2カ月した後に、実際にお住いになっている環境における電磁波の発生状況について確認致します。 この目的は、オールアースが正しく機能しているというよりも、増えている家電製品からの影響を受けていないかという確認になります。 よくあるのが、冷蔵庫にアースが取られていなかったり、うっかりパソコンへのアースを忘れていたということも少なくありません。 電磁波測定士は、お客様とずっとお付き合いしていくためにも、そうしたサポートをとても大切にしています。


導電性素材の特徴について

オールアース住宅で使用している「導電性スパンボンド」というシートは、なぜこのシートでなければならないのでしょうか?

それには理由があります。

国内外には、こうした導電性の繊維を販売している企業はたくさんあり、コスト的にも魅力がある商品もあります。しかしながら、この「導電性スパンボンド」の機能を備えているシートは他に類がありません。それは、国際ライセンスとして特許を取得しているために、あらゆる分野で活躍をしていることで、とても高い評価を受けているからなのです。

導電性スパンボンドはナイロン繊維の表面にダイジェナイト(Cu9S5)を分子結合させたスパンボンド(長繊維交絡不織布)です。

株式会社レジナでは70年の歴史を持つ日本蚕毛染色株式会社との共同技術開発により、経年変化が極めて低いダイジェナイトを結合させた導電性スパンボンドを「建築」に取り入れました。戸建てを中心とする現場で幾度となく実験を繰り返した結果、施工に必要とされる作業性への大幅なコストダウンが可能となり、スピーディに簡単に装着できる機能シートとして、有効性が確認されました。

1. 3つの電磁波に対する効果

  • アースを取らなくても静電気に対してはコロナ放電、漏洩(アース)、静電抵抗(平面放電)の3 つの効果で除電します。しかも、メッキ繊維や金属繊維などに起きるスパーク(火花)放電が少ないのが特徴です。
  • 電波(0.6MHz〜500MHz:高周波)の周波数帯について、吸収するという効果があります。
    オールアース住宅の技術:KEC試験結果
  • 電場(2Hz〜2KHz:極低周波のひとつの要素)に対してはアース機能を付加することで、伝播を防ぐことができ、この電場を抑制することが出来るのです。
    ※もうひとつの要素である磁場については、効果はありません。

2. 耐久性

耐久性は、湿気や温度変化による影響が極めて少なく、繊維がある限り半永久に機能を保持します。

オールアース住宅の技術:耐久性テスト

3. 安全性

厚生労働省及び国土交通省が規制している揮発性有機化合物(VOC)は一切使用していません。(ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン・パラジクロロベンゼン・ノナナール・TVOC)また、環境負荷物質含有調査においても、一切使用添加はありません。(カドミウム・鉛・水銀・6価クロム)

4. 抗菌・防臭効果

ダイジェナイトは黄色ブドウ球菌・肺炎桿菌・大腸菌・緑膿菌などにも抗菌作用があります。また、アルカリ臭(アンモニア・トリメチルアミン)と酸性臭(硫化水素・メチルメルカプタン)の四大悪臭を中和する機能があります。

5. 作業性向上

建築現場での施工は、あらゆる場所に装着が可能となるため、急な変更にも柔軟に対応できる部材です。そのために、コストが大幅に削減することが出来ました。
導電性スパンボンドに使用されているダイジェナイトを結合させた繊維は、電子産業から日常生活までの分野で使用されています。

6. ハイクオリティー

1981年静電気学会より「進歩賞」を、1985年に繊維学会より「技術賞」を受賞。国内のみならず、韓国・アメリカ・ヨーロッパにおいて特許を取得した繊維材料です。

製品名:導電性スパンボンド(長繊維交絡不織布)
材質:ナイロン100% (ダイジェナイト結合繊維比4%)
重さ:30g/m2
厚さ:0.3mm
サイズ:幅100センチ×50メートル
耐熱条件:軟化点180℃ 溶融点215℃

施工現場からいただいた感想

栄伸建設 浜 健二
Q. 1度の現場指導だけで施工について理解できるものでしたか。
A. 大工はシートとシートを重ねて貼っていくだけだから簡単だよ。

Q. 施工中どんな点に苦労、注意しましたか。
A. 木造はタッカーで留めていけるからなんてことないけど、一部軽量鉄骨の部分にテープで留めるのが面倒だったかな。あとはシートが1 メートル幅だから、壁面に留めるときに横に留めていけば楽だし綺麗に貼れるけど、縦に留めていくとなると何度もシートを切ったりするのが面倒かな。
→お声をいただき横に貼る施工方法へと仕組みを変えました。

Q. このシート(約150m2)の施工にどのくらいの時間がかかりましたか?
A. 一人でやって1 日(8 時間)かかったね。

Q. このような電磁波対策をどう思いますか?
A. 体に良ければ良いのではないか。最近は健康志向だし。ここは病院だから特に良いだろうよ。最先端だろうから最初は大変だろうけど、後では当たり前になるんじゃないか。

【施工を行った大工さんの感想】

  • タッカーで留めるだけだからなんてことなかったよ。ただ、シートが薄くてぺラペラだから一人だと壁が貼りにくいかな。連続して作業ができるわけでもないから正確にはわからないけど、一人で半日くらいで貼れたかな(約80m2)。
    50代・大工

  • シートを貼るのはいいんだけど、シートを切ったカッターの刃がダメになるね。
    40代・大工

  • シートを貼るのは簡単だけど、フローリングを貼る時にシートが少したわむのが気になった。
    30代・大工

  • 墨出ししたものが見えなくなるのが困った。
    50代・大工

【施工を行った電気屋さんの感想】

  • 地質が砂礫質で接地抵抗がなかなか出なくて苦労した。
    30代・電気工事

  • シートとアースの接続は簡単だが、検査時に仮設から屋内配線に電圧を掛ける作業が、各回路の結線をしないとならないし、端末処理もしないとならないので少し面倒だった。
    40代・電気工事

  • 初めてやる作業でしたが、アースをとるだけなので簡単でした。
    20代・電気工事

  • 既に配線、断熱材施工後に導入が決まったので、アース線を各所に回して行くのが大変だった。
    40代・電気工事

【施工を行った現場監督さんの感想】

  • 初めて施工するので心配はあったが、シートも薄いし軽いし、床、壁の仕上げにも特に問題はなかった。シートの施工もシンプルで簡単だった。
    30代・現場監督

  • 1回目の検査のタイミングと工程を合わせるのが難しい。今回は床だけ先に埋めさせていただくことで日程を合わせた。
    20代・現場監督


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